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ニーとはなりたくてなるのではない

ニーとはなりたくてなるのではない!

人間は誰でも小さいときから「自分はニートになりたい」と思っていたわけではありません。ですから大人になる過程でニートへとなってしまうポイントというのが、存在するようです。まず始めのポイントは、高校を卒業してから進路を決める段階。


このとき、高校を卒業してから就職しようと考えていた生徒が、最終的に大学進学に切り替えて大学に進学します。ところが大学に入学してみたところ、大学生活に馴染めずに、学校から足が遠のいてしまう。こうなると、就職活動もしないでなんとなくプラプラしてしまうようです。


次のポイントは、就職活動が開始されたときのようです。このとき会社員となった将来の自分がどのようになるのか良いイメージが沸かず、会社から案内などがきても就職活動を行わない。こうなると、大学を卒業しても就職先が決っていませんから、なんとなくプラプラとしてしまうようです。


そして、次のポイントは就職活動の途中で、活動をやめてしまったとき。数社受けて不採用になり、そのまま早々と就職をあきらめてしまう。このような人も大学卒業後は、なんとなくニートになってしまうのでしょう。


就職活動の中盤でもニートになる可能性があります。周りの親しい友人たちが次々と内定を貰うのに対して、自分はどこからも内定がもらえないといった状況。自分が取り残された、あるいは劣等感を感じて就職活動を止めてしまい、大学卒業してからなんとなくプラプラとしてしまうようです。

ニートの自分探し

頑張って働いている人は、頑張ってお金を稼いでいる人です。「お金、お金」とお金に執着することは、悪いことなのでしょうか。確かに、あまりにもお金に執着をしすぎて、犯罪を犯してはいけません。ただ、お金が無いと生活できないのが現実なのです。


ニートには「夢がない、やりたいことがない」という人たちがなりやすいようです。ようは、「自分の夢を見つけてその夢が叶うようなことをしたい」というわけですよね。雑誌やテレビでは「自分らしく生きる」という見出しが出ていたり「夢を持とう」と学者などが叫んでいたり、「夢がない人はダメな人」といわんばかりです。


こうなってくると、自分に夢が無いことは悪いことで、夢実現に向かって仕事をしないのはいけないことのように思えてしまいます。でも、現実に働いている人たちは、みんながみんな、このような人たちではありません。生活のためにお金が必要だから、やりたくもない仕事をしている人もたくさんいるはずです。それがニートには、受け入れられないようです。ニートは綺麗な言葉でいえば「自分探し」をしている人たちです。

エリートもニートになってしまう

エリートは、頭が良くてなんでも出来て、良い会社と評価されているところに入社できて、会社でも出世コースを歩み、将来は順風満帆、というイメージがあるのは私だけでしょうか。ところがエリートでもニートになってしまうというもったいないケースも多々あるようです。


「小さなころから良い大学に入学するために猛勉強して、東京大学に入学した。けれど、東京大学に入ってしまったら、そのあとの目標が無い」という、いわゆる「燃え尽き症候群」の人はニートになりやすいようです。


エリートコースを歩んできた人は挫折に弱いという話をよく耳にしますが、どうなのでしょうか。私はエリートと言われる人たちでもたくましい人たちが、たくさんいると思います。小さなころから「勉強、勉強」で、塾に行けば偏差値を常に争っている状況に置かれているわけです。実際、神経が太くないと、やってられないでしょ。


そして、良い大学に入ったときにたくましいエリートは「当たり前ジャン。お前たちが遊んでいるときに俺はお前たちの数倍勉強していたんだ」と思うようです。
努力の見返りが、良い大学。


努力あっての結果だということを、ちゃんと知っています。これを見ていると「エリートは挫折に弱いって、うそジャン」と私は思ってしまうのです。エリートでニートになってしまう人は、目標を見失ってしまった人なのでしょう。たくましいエリートは、常に何事にも興味を持ち、また、一から勉強を始めるのです。

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